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オトナの留学!向いている人・向いていない人

大人の海外留学に向いている人といない人とはどんな人?

『留学に行ってみたい』そう思える人であれば、どんな人でもきっと留学生活を楽しむ才能を持っています。しかし、問題はそこから行動を起こせるかどうかが大きなポイント!どのような人が留学に向いていて向いていないのか、その結果が『楽しめる留学』『楽しめない留学』の分かれ道になってしまいますよね。


留学は少しの勇気と行動力があれば『留学に向いている人』

留学で体験できることは語学学習、たくさんの仲間との交流、現地で学ぶ文化・・・それらを『良かった、楽しかった』という結果に持っていきたいですよね。できれば『行かなければ良かった、私は留学に向いてなかったなぁ』なんて思いたくないもの。自分が留学に向いているか・いないかで不安を感じている人にとってご参考になればと思います。


留学に向いてるのはこんな人!

やっぱり最強です『コレやりたい!』目的がハッキリしている人

留学に行くからには英語はペラペラ話せるようにならねば!なんてことはありません。大人の留学理由は仕事のキャリアアップの為、自分を見つめ直す為、違う世界でチャンスを見つける為など人生のバックグラウンドが変われば目的も目標も様々です。でも、自分が留学先で『なにを経験したいか』という目的をハッキリさせておいた方が充実した時間を過ごせるでしょう。

1目標だけは立てていこう

海外留学に行く1番の目的はなんですか?留学では目的をハッキリ持って限られた時間を有効に使いたいですよね。当たり前のことだけど楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいます。ですが、せっかくの留学ですから小さくてもいいので目標を持って過ごすと英語の成長はもちろん日々の過ごし方も変わってきますよ。

2自分自身のことを英語で話せるようになる

仕事やプライベートで英語を話す必要がある人、英語を話せたら果たしたい目標があるなど具体的に『会話』の必要性を感じている人にとっては積極的にコミュニケーションをはかれる、そんな環境が必要になります。つまり、ネイティブと会話せざる得ない環境を作ったり、外国人の集まりに積極的に参加したりと『会話』の練習ができる行動を取るように意識する事が出来ます!

また、あなたにとって興味深い分野で活躍する人を探したり、語学学校の先生に相談するとシンポジウムなどの情報を教えてもらえる場合がありますので新しい表現方法の発見に役立つかもしれません。

3使える英語を読めるようになる

仕事でキャリアアップをはかる際、会社側からTOEICの点数を尋ねられる事が多くなってきました。もちろん勉強は日本でも出来ますが、ネイティブの英文は独特の言い回しや表現が多く見られます。日本で翻訳されているようなわかりやすい英語に慣れている私たちには少々理解が難しいのです。

業界ならではの言い回しや実際のビジネスの現場で使われている表現、有名なハリーポッターなどの文学も独特の表現がいっぱいでかなり難解です。独特の表現の意味をその場で教えてもらえるチャンスがあるのは留学の特権です。

3異文化交流や現地文化を知りたい

長い歴史と文化をもつ私たちの国について知って欲しい、そして外国の文化や歴史を知りたい。インターネットが普及しバーチャルトラベルもできる便利な時代になりましたが、映像だけでは決して得られないものがあります。海外で外国の方と日本についてお話をしているとちょっとした認識の違いや誤解に戸惑う事がしばしばあります。

それは私自身にも当てはまることで、そういった『違い』について知る機会を多く持つと世界中に友人を作り多くの文化に触れる機会を得る事ができます。語学学校ではたくさんのアクティビティーが用意されているので積極的に参加してみてください。

時間はあっという間に過ぎていってしまうので・・・・

毎日が新しい体験やハプニングに満ちています。目に入るもの、聞くもの、それら全てが今までの日常とは異なる国で実にいろいろな経験をされる事でしょう。時間はあっという間に過ぎてしまう、その言葉を一緒に過ごした友人から多く聞いてきました。だからこそ、目標や目的を一つでも叶える事ができれば、きっと帰国後もあなた自身が留学にきた価値を実感できる『何か』が残ってくれると思います。

自分のことは自分でする!自立して行動できる人

平和な日本での生活、いつの間にか『人まかせ』がクセになっていませんか?気付かないうちに人の優しさに甘やかされている、そんな日本での生活からの脱出。『自分の事は自分で決める』それを心に刻んでおかないと大変なことになるかもしれません!

1小さなことでも自分で調べるクセがつけられる

便利なことに今は世界中にインターネットが普及し、どこにいてもたくさんの情報を入手する事ができます。学校へのルートや最寄りのスーパー、イベントを調べたり列車やミュージカルのチケットを購入する際もスマホ一つあれば誰でも調べる事ができます。時々人が調べた情報に頼り切っている人を見かける事がありました。調べ物には時間がかかる、そして短い留学生活の貴重な時間は自分のために使いたいですよね。

これは私自身も体験した事ですが、情報を調べない、全てを頼ってしまう傾向にある方と何人か遭遇しました。例えば日帰り旅行に行くとしましょう。自分で情報を調べると名物や観光地はもちろん、必要なマナーや土地の治安、交通機関の利用法や宿泊施設までのアクセスなど一連の流れを考えて調べていきます。

しかし、そこに自分で調べられない人と一緒に行動すると大変です。気分はさながら添乗員さん、ヒヤヒヤと観光を楽しむどころではありません。受け身の姿勢が続きすぎると誰とも信頼関係が築けず、留学終了までふわふわと人の間を行ったり来たりしている人が少なからずいました。

自分のために行った留学ですので意欲的に行動するために、そして自分を守るためにも『自分で調べるクセ』をつけてくださいね。

2自分から情報を発信できる人

自分のアンテナをピンッと立てると、情報があちらこちらから飛び込んできます。通学途中の駅のポスター、チラシ、学校の掲示板、日本食レストランにある小冊子、何気なく見たTwitterやInstagram。美味しそうなカフェやレストラン、野外イベントや郊外への小旅行、アクティビティ。

コミニュケーションツールとして情報共有はとても大切な武器になります。世界中から英語を学びにたくさんの外国人がやってきます。特に南米やヨーロッパから来る人は仕事上で英語が必要な人もそうでない人もそれほど長く留学しません。基本的に『ラテン語』をルーツにしている彼らの言語は少し似ているため、日本人ほど習得に時間がかからないからでしょう。

そんな彼らは英語を勉強する以上に『今を楽しむこと』の達人であり、学校帰り、休日と食事に遊びに大忙しです。誰とでも仲良くなれる天才である彼らと、覚えたての英語を試したり会話を楽しむことは英語上達の近道です。

アクティブな彼らであれば『ここに一緒に行きませんか?』というリクエストにも答えてくれるはずです。一人ではなかなか行けない場所も仲間がいる事で比較的あんしんして楽しむ事ができて行動の幅がグッと広がります。自分から情報を発信すると交流も深まり、留学後も連絡を取り合える仲間になっていきますよ。

誰かの後ろについていれば大丈夫では『留学』は決して楽しめない

日本でならば許される『自分で調べない人』も、海外留学という特別な状況下では正直いろいろな面で危険です。

「何もわからないから色々と教えてください」日本にいる時に聞けば『謙虚な人』という印象を受けますが、慣れない土地で聞くこの言葉は正直とても重い・・・。私は自分のことで精一杯でしたし、この一言でちゃんと自立していない印象を持ってしまいました。


多少の情報量の差があったとしてもわからない事が多いのは皆んな同じ。いろいろな経験をして調べたり、築いた人間関係から情報を得ているのです。教えてくださいと受け身の姿勢は海外では少し厳しい。自分で調べて、それでもわからない事を具体的に聞く事ができれば素敵な仲間たちが助けてくれるはずです。自分自身で留学を楽しもうとする姿勢が楽しく充実した留学生活の第一歩になりますよ。



ちょっとあぶない!?危険を判断できる人

日本にいるより警戒心を持たなければいけない、という気持ちもいつの間にか現地の生活に慣れて忘れてしまうもの。しかし、それが時に命を脅かす事態をまねくことがあります。自分自身の行動の先に起こりそうなことを想像するチカラがとても重要です。

判断を他人に任せない!誰もあなたを守ってくれませんよー!

友人と遊びに出かけたり、学校帰りにパブやレストランに行くと楽しくてつい時間を忘れてしまう事があります。そこが行き慣れた場所や明るい繁華街であればある程度の安心感があるものです。あなたは見知らぬ外国の地でたった一人、自分を守る自信はありますか?

1安心できるメンバーと遊ぶ

あまりにも価値観が違う、そういう人と一緒にいると行動のコントロールがつけられません。終始ハラハラして楽しい時間を過ごすことも自分の身を守ることもできません。また、海外では出会いも多く声をかけられる機会も増えるでしょう。価値観が似ているメンバーであれば、危険を感じる場合もブレーキをかけられます。冒険心は大切ですが、冒険にはリスクも伴いますので慎重な判断ができる友人作りをしてくださいね。

2雰囲気にのまれない/はっきりとNOがいえる

日本でもお馴染みの飲み会あるあるですね。しかし、どれだけ引き止められても自分で責任を負えない状況に追い込む事は避けましょう。楽しい気持ちも安全であるからこそいい思い出になります。もし、何かあなたの身に起こっても誰も助けてはくれないのです。あなたの安全はあなた自身で守るしかないそれだけは確実なのです。

3荷物は確認できる範囲においておく

海外で最も多い犯罪の一つが『置き引き』『スリ』です。留学中に5件のスリ被害、2件の置き引き被害を友人達が体験しています。また、通学のために使用していた駅で泣きじゃくる人を見かけた事は1度や2度ではありません。

驚くことにその多くが『誰かと一緒に過ごしている時』に起こっていること。友人との買い物中、仲間との食事中にも犯人は目にも止まらぬ速さと大胆さでカバンやお財布を取り去っていくのです。誰かと一緒にいるからと言って決して自分の荷物から目を離さないでください。

4場所、駅名、駅までの距離と安全なルートを確認しておく

友達と一緒だから大丈夫!その考えはなるべく早いうちに捨て去ってください。行きはよいよいでも帰りは?誰かが家まで送ってくれるのでしょうか?友人と向かう駅は同じ駅でしょうか?自分自身が安全に帰れるルートと方法を把握しておきましょう。日本にいればそれほど気にしない帰り道。最後の手段は『タクシー!』も土地勘があり、言葉が通じ、タクシー会社が選べるから。しかし、同じ手段を海外で使えますか?

5下手すると死ぬことだってある。

ちょっと危ないなと感じること、想像力は何よりも持っておいて欲しいことです。海外生活で自分が日本人であり、アジア人であることを意識するようになりました。たくさんの人との出会い、感じた、よい意味でもあり、悪い意味でもあります。日本文化に興味を持ってくれる人もいれば、従順な日本人女性をターゲットに声をかけてくる人もいます。

海外の人との恋愛を否定するわけではありませんが、突然ウデを掴んだり女性の都合を考えず引き止める行為は例え海外であっても失礼だということを覚えておいてください。『相手の気持ち』を考えて過ぎてNOと言えない日本人女性の心理を相手もちゃんと利用しています。遠慮なくNOと言ってくださいね。

多くの人が認識している通り、日本は安全で犯罪の少ない国です

私は滞在中にホストマザーから5駅先の街で女性の誘拐事件が起こっている事、道路側の歩道を歩いたり、電車の出入り口に立つとひったくりに合いやすいことを教えてもらっていました。そして現地の友人に強く言われていたのが『夜の公園に近寄らないこと』でした。知らない、分からなかったというにはあまりにも大きな犠牲を払わないように、『ちょっとあぶないかな?』というアンテナは立てておいてくださいね。

留学は誰にとっても『向いてる』に出来る!

山あり谷ありの人生でみなさんはたくさんの判断をされてきたと思います。その決断や判断に比べれば留学はもっとハードルが低いはず。もし、あなたの日常がとても平和で安心できる暮らしの中にあるのなら、重要な判断をした時の緊張感を少し思い出してください。

前向きな好奇心と大人の警戒心を持っていれば大丈夫、楽しい留学生活を送ってくださいね。