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英語力だけじゃない!オトナ留学で勝手に身につくもの5つ

海外に行くなら旅行で十分なのに、なぜわざわざ『留学』をオススメするのでしょうか?

はたまた、オンライン英会話が盛んになった昨今で、なぜわざわざ海外にまで出向く必要があるのかと首を傾げている方もいらっしゃる事でしょう。

多くの人が海外旅行に行って、たくさんのステキな思い出を『お土産』にほっこりとした時間を過ごしてきたのではないでしょうか。
たまにとんでもないトラブルに巻き込まれる場合もありますが、おおかた楽しかったなぁー、また行きたいなぁーという気持ちで落ち着いてしまうのではないでしょうか?

生きるために!美味しいごはんのために!
英語力を身につける


オトナ留学では初心者または初級留学生が海外での生活で自然と無理なく身に付けられるそのメリットについてお話しします。

さて海外について、語学学校にいく時にきっと交通機関を使う事でしょう。

現地でバスの乗り方を聞いたり、電車の乗り方を教えてもらったり、学生ディスカウントを利用するときなど、到着そうそうににも英語を使わなくてはいけません。さらに学校行事への参加も英語でお願いする事が求められます。

そして、カフェでコーヒーやサンドイッチを注文したり、食材を探すために英語を使わなければションボリお腹を空かせて空を仰ぎ見る羽目になります。

なんで来ちゃったんだろう・・・』と私は100回くらい思った事がありますよ。
おそらく、来たばかりの私の英語は短いながらも間違った単語ではなかったと思います。

しかし、なぜか通じない聞き取れない!表情が・・・???って顔になっているし、なんとなく怖いんですけど!なんてこともしばしば。
そこにはいくつかの・・・いやいやたくさんの問題がありました。

・英語が伝わらない!

・教科書英語の幻が!

・欧米流の会話の『マナー』無視であわやボッチ!

・『N O』と言えない日本人に明日はナイ!

・世界は・・・ホントに広いと実感する

日本人の英語はわかりにくい?
伝える英語が身についてくる


日本語の発音は、ほぼ平坦ですね。

感情の起伏を抑揚をつけて発する事があっても、母音一つ一つに言葉を乗せて平坦なリズムを刻んで話します。
これはあくまで基本的には、でございますよ。

なのであちらでズバリと指摘されたのは

日本人の英語は慣れるまで聞き取りが難しいよ』by チーム南米

とのことでした。なんてこった!

これは私だけではなく、日本人に対してよく言われたことでした。

しかし、ここでへこたれる事なかれ!どうしたら伝わるかを研究しながら、練習台になってくれる人が町中に溢れています。

なぜ伝わらないのか? どうしたら伝わるのか?それを日々考えながら改善していく事ができるのです。

日本で英語を学んでいる限り、日本人の英語に慣れた講師には伝わるけどそれが『非ネイティブ』のイングリッシュスピーカーに通用するかどうかはやってみないとわかりません。

もちろん、自身で発音の矯正を心がけ問題をクリアできる日本人もたくさんいると思いますが初心者にはちょっとハードルが高いですね。私ももちろん気付いてませんでした。

ちなみにこの発音問題は日本人だからというわけではありません。

ラテン語圏以外の国、とりわけアジア各国の学生はのきなみ指摘される事です。
アジアから来た学生は同じハードルを超えていくところからスタートします。

そのうちラテン語圏の学生も私たちとのコミュニケーションに慣れ、こちらも試行錯誤してでだんだん会話のコツを掴んでいく事ができると思います。

スムーズに会話ができるようになる過程の経験は留学ならではですね!

日本人の英語は海外の人にどのようにに聞こえるのでしょう?
こちらが参考になるのでご興味のある方はこちらをご覧くださいね!

『大人のフォニックス』日本人の英語はどう聞こえる?

(英語のアクセントとイントネーション④)日本語訛り [#106]

https://www.youtube.com/watch?v=phT57hQMfOA



教科書英語は・・・まぼろし!?
という事を知る


ジュ・ニ・バッ!

さて、これはなんと言っているでしょう?

答えは:Do you need a bag? – あなたはバッグが必要ですか?いりますか? –

英国ではショッピングバッグはすでに有料になっているので、必要かどうかをよく聞かれます。

その時に出会った『ジュ・ニ・バッ?』を聞き取れず、オロオロしていた思い出があります。

日本で英語学習をする時に使用する教材はゆっくりと、丁寧な、美しい英語を話し、英会話の先生も同じくゆっくり丁寧です。

しかし、現地の言葉はそうではありません。

それは日本でも同じですよね?流れるように話される英語には慣れていくしかないのです。

たくさんの人の癖を知って、現地の生活を通じて前後の文脈や自分の行動を合わせて総合的に慣れていく。

人間はちゃんとそのような状況で対応できるようにできているようです。
うまく英語が話せなくても、相手の言っている事がなんとなくわかるようになってくるのはオトナ留学のなせる技。

『生きた英語』をたくさん聞くことで鍛えられる『耳』と『予測力』は筋トレのようにジワジワとあなたの英語力を高めていくはずですよ!


欧米の会話の『マナー』を知らないと
友達ができない


『日本って春になると桜が咲くんでしょ?』 ーうんうん

『日本の桜って有名だよね』 ーうんうん

『・・・・』 ーうん?

この時に海外の人々が感じている事は・・・

・楽しくないのだろうか?

・私との会話に関心があるだろうか?

・自分の意見がないのだろうか?

”人の話はちゃんと黙って聞きましょう”と日本人は子供の頃から叩き込まれ、この習慣は意識しないと治りません。

欧米の礼儀としては『合いの手』そう、ここは『あいづち』ではなくあえて『合いの手』と申します。

日本人らしい、この反応の薄さは欧米諸国の人々を砂漠の真ん中かもしくは太平洋のど真ん中に置き去りにするかの如く感じられるようです。

ようやっと海外に慣れてきた頃に言われた一言は

『ネジにも感情があったんだね、よかった』と満面の笑みを浮かべられた時に、相手がとても不安に思っていたことを知り申し訳ない気持ちになりました。

『日本って春になると桜が咲くんでしょ?』と、投げかけられたら

『そうなの!日本はピンク色の世界になるのよ!』こんな風に打ち返し、さらに

『それであなたの国の有名なお花は何?』という感じで投げ返す。

キャッチボール!会話のキャッチボール!!

これが欧米諸国では何より大事な・・・というか、会話での最低限のマナーであります。

限られた期間中に、孤独感に襲われたりホームシックになることもあるかもしれません。しかし、会話のキャッチボールを意識するだけでちゃんとサポートしてくれる仲間に恵まれるはずです。

『あなたは?』『あなたはどう?』という会話のキャッチボールをマスターできれば、日本に帰国した時に海外の人と接する時に役立つことはもちろんですが、後輩や部下を多く抱える世代としてはきっと役に立つスキルになるはずです。


『NO』と言えることが身の安全を守る!
  警戒アンテナ発動!


結論から言うと先進国である限り、それほどの危険に出会うことはありませんでした。

日本でもそうかもしれませんが、どの国においても安易に立ち入ってはいけない地域や場所は存在しますので英語力が乏しいときは特に学校の先生や現地の人のアドバイスはきちんと聞くことをお勧めします。

そして、家探し、部屋探しの際にも渡航前に留学エージェントやご自身でもしっかりと調べてください。

外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/


また、これ以外に現地の人が『行っちゃいけないよ!』というところには行かない方が無難だと思います。また、歩いているうちに不穏な空気をさっしたらなるべく

・人通りの多い道に出ること

・暗くならないうちに移動すること

・早々にその場から立ち去る

このように努力をしてください。

地域によっては全くアジア人がおらず、目立ってしまって狙われてしまうなんて場合もありますので、自分の身を自分で守る自信がない人は行かないようにしてくださいね。

また先進国の留学先で最も多い犯罪が『軽犯罪』と呼ばれるものです。

・すり

・ひったくり

・置き引き

・麻薬関係

上記にあげている犯罪はすべて私の友人達に起こった事件です。

特に多かったのが『スリ』『置き引き』です。

詳しくはまた別の機会にお伝えしますが、外できちんと気を張っていないと簡単に大切なものが取られてしまうのです。

こういった事件に関して、よく聞く『ボーッとしてたんじゃないの?』とおっしゃる人がいます。

もちろん、海外にきてるという緊張感もありほとんどの人は気を付けています。

しかし、ほんのちょっと、ほんの一瞬目を離したり、よそ見をしている間に『いつの間にか』無くなっていたという人がたくさんいました。

・人混みの中で体を寄せてくる人

・ニコニコと親しげにしつこく話しかけてくる人

・いきなり手を握るなどボディータッチする人

・やたらと日本人でしょ?と聞いてくる人

・周りを気にしながら不自然な姿勢をしている人

これらは日本でも避けたい人ですが、もし海外で身の回りに現れたら

はっきりとした態度で『NO』と言える勇気を持ちましょう。

日本人らしい『親切で教えてくれているのかなぁ?』

さらに『もしかして、モテ期??』なんて思ってはいけません。

相手はあなたの気持ちをちゃんと読んでいます。

ここは心を鬼にして、『海外モードのあなた』に変身して下さい。

NO』と言える勇気を持った時、海外生活サバイバルの大事な一歩が始まったと言えるかもしれませね。

世界は本当に広かったんだと実感する

私は約1年間にわたり英国に滞在しました。

その間に出会った人々の国籍は下記の通りです。

・イギリス

・アイルランド

・スイス

・オーストリア

・ドイツ

・フランス

・スペイン

・ポルトガル

・ロシア

・中国

・台湾

・韓国

・タイ

・サウジアラビア

・イラン

・トルコ

・ウズベキスタン

・セルビア

・チュニジア

・メキシコ

・ブラジル

・チリ

・コロンビア

などなど

そしてさらに彼らの職業もバラエティ豊かなものでした。

・警察官

・軍人

・産婦人科医

・婦人医

・外科医

・内科医

・外交関係?

・天文学者

・大学図書館員

・建築家

・インテリアデザイナー

・中央銀行(的な?)副頭取(的な?)

・政治家

・レストラン経営

・リゾート経営者

・弁護士

・人工皮膚研究者

・大学教授

・海洋学者

・起業家(的な?)

・アナリスト(的な?)

・某世界的有名なIT企業のエンジニア

・投資家

・俳優/ミュージシャン

・マスコミ関係

・ジャーナリスト

・CM制作会社


などなど数え上げるとキリがありません。

宗教も、ムスリム、クリスチャン、仏教徒、はたまた西洋生まれの『ブッディズム』・・・などなど様々です。

ブッディズムが西洋生まれだと知らなかったのですが、先進国では『東洋的な神秘』に憧れている人も多いようですね。

PRESIDENT ONLINE 2012年10月29日号

坊主も知らない仏教の落とし穴【1】 -対談:南 直哉×島田裕巳

https://president.jp/articles/-/11377?page=3

金曜日に教室に人が少ないなぁと思ったら、お祈りのためにお休みだったり、ラマダンの時期には生徒がゴッソリ里帰りなんてこともありました。

食習慣や礼儀作法、コミュニケーションの取り方などベースとなるものが『違う』という当たり前が覆される世界と出会う事ができたのがオトナ留学でした。

海外の都市部では多様性と多国籍の人々が行き交う現象が当たり前の光景になっています。

グローバル化する社会、もうすでに海外から多くの外国人が日本に暮らし、根を下ろし始めています。

自分にとって当たり前、日本人なら当たり前、日本に来たなら当たり前とは言えない時代もすぐそこにまで来ているかもしれません。

これは決して国際的に『多様性』を叫ばれているから日本人が『我慢』する、ということではなく

『わたし』と『あなた』は違っている、わからない事は教えてもらう、知らない事を教えてあげる、それはお互いの違いを知るところから始められることかもしれません。

いつ、どんな形で『国際化』がやってきても、心の準備や知識があれば華麗に波を乗り越えていける、それがオトナの良いところですね!

まとめ

オトナ留学で自然と身につけられる事5つとは?

・伝わる英語が身につけられる、なぜなら美味しいごはんにありつけない!!

・教科書英語の幻に気付く、前後左右を見渡して総合的に判断できるようになる。

・友達が欲しいなら、欧米流の会話の『マナー』を身につけることから。

・『N O』と言えない日本人にサヨナラ!しないと身の安全が守れない!

・世界は広いと実感する、海ももちろん広いです。

ネットが進化して、VR技術が進化してもリアルな人同士の触れ合いでしか感じられないことがたくさんあります。

喜びや、共感、楽しさを分け合い、失敗したり、悲しかったり、怖かったり、

いいこともそして悪いことも世界を自分で『体感する』事があなたの中に『多様性』を生み出していく、そう思います。